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慢性頭痛外来FAQ

Q.慢性頭痛外来は予約が必要ですか?

A ご予約を推奨しています。

慢性頭痛外来をはじめ脳神経内科初診の方には20-30分のお時間が必要です。当院は予約優先診療を行っており、当日直接来院の場合、相当なお時間お待ちいただくことになる可能性がございます。現在の社会情勢から、待合室混雑を避けるようにしており、来院時に別の時間をご案内する場合や、お時間まで院内でお待ちいただけない場合などもございます。

 

直前でも空きがあればご案内可能ですので、ご連絡をお待ちしております。

  ご予約はお電話でお願いたします。

  03-6280-7582

Q.慢性頭痛外来は保険診療ですか?

A. 保険診療となります(当院、画像診断施設での検査すべて含め)。

 

Q.慢性頭痛外来はクレジットカードが使えますか?

A. 当院での保険診療はすべて現金のみとなります。

画像診断をお受けになる場合、連携先の画像診断クリニックはクレジットカード対応が可能な場合がございます。

Q.慢性頭痛外来はどの程度時間がかかりますか?

A.

ご予約来院で他に急を要する患者様のご対応等ない場合で概ね30分-1時間程度が平均となります(待ち時間含まず)。

余裕をもってご来院いただくと安心です。お時間がない方は予め受付にその旨お伝えください。

問診票記入 10分程度 *受付後、お待ちの間にご記入いただきます。

医師診察  15-30分程度

心電図・血液検査 10-15分

検査予約・会計など 10-15分余

Q.急な頭痛だけでなく、発熱、全身倦怠感(だるさ)、のどの痛みなどがあるのですが?

軽度の発熱(37℃)程度なら前からの慢性頭痛もついでに診てもらえますよね?

A.発熱+頭痛の方は慢性頭痛外来扱いの診療は行えません。

頭痛に発熱、倦怠感、風邪症状のいずれかを伴う場合は、現在の社会情勢から、慢性頭痛外来ではなく、

いったんは、感染症疑い(コロナ疑似症)として取り扱い、診察動線を分けた診療を行うことが求めらています

院内トリアージ)。行政の相談窓口までご相談ください。

ご希望があれば、慢性頭痛診療とは異なりますが、オンライン初診診療が可能ですので、お申込みください。

「発熱前の以前からの頭痛の診療=慢性頭痛外来」は症状回復1か月程度以降に行うことが可能です。

血液検査、画像診断クリニック利用等も症状回復後所定日数経過以降(1ヶ月程度)まではご利用が出来ません。

 

Q.救急設備はありますか?

A. 当院は一般クリニックで脳卒中救急医療は行っておりません

脳卒中は発症からの時間で治療の成否または実施できる治療内容が変わります。明らかに急性期脳卒中を疑わせるご病状の方から受診希望のお電話があった場合は、患者様の利益を考え、その時点の速やかに救急指定病院などへの受診を検討するようアドバイスさせていただいております。

【急性期脳卒中を疑わせる症状の例】

突発のかつてない激しい頭痛(初発、いわゆる雷鳴様頭痛)、意識障害、体の片側の麻痺やしびれ、片目が見えない、言葉が出ない、ろれつが回らない、急な歩行障害

こうした場合は、慢性頭痛外来ではなく救急の相談窓口等への連絡をお勧めいたします。

Q.頭をぶつけた(打撲)、頭の怪我での受診をしたいのですが?

A. 当院は内科クリニック(脳神経内科、一般内科、総合内科)ですので、外傷・怪我の方でご連絡をいただいた場合、

脳神経外科を受診するようご案内させていたただいております。

Q.慢性頭痛外来のついでに他の病気もみてもらえますか?

A. もちろん大丈夫です。花粉症などの季節にはそうした投薬や、アレルギーの診断、

生活習慣病はじめ、内科疾患全般対応可能です。院長は総合内科専門医です。安心して何でもご相談ください。

Q.何歳から慢性頭痛外来にかかることができますか?

A. 概ね小学生で10歳以上の方を対象にしております。

それ未満の方でも幼稚園年長さんくらいから状況に応じて対応可能です。

Q.院内でMRIなどを設置していないのは何故ですか?MRIなどの検査はどこでやるのですか?

A.外部画像診断施設を利用することで常に最新の機器で検査が出来る体制を構築しています。

​また、適切で再診の撮影法に精通している画像診断クリニックを選定しています。

また近隣の医療機関と検査室の共同利用などの連携を複数行っております。

Q.CTとMRIの違いは何ですか?CTをやってもMRI​検査は必要ですか?

必要です。

CT:レントゲン(X線)をつかった断層撮影で出血や外傷などの初期診断に有効です。血管の情報は分かりません。

​MRI:磁力をつかった検査で脳や脳血管の微細な構造を診断するのに適します。

CTは急性期の脳出血・くも膜下出血の診断には適しており、突然の雷鳴様頭痛でくも膜下出血の疑いがある場合は

短時間で行えることがあり非常に適しています。しかし、くも膜下出血などが慢性頭痛の原因である可能性は非常に低頻度です。CTでは、他の病気を見つけづらいというデメリットがあります。

たとえば、このような病変の検出はCTでは困難です

 急性期および慢性期の脳梗塞で小さいサイズのもの、無症候性脳梗塞・動脈硬化、未破裂脳動脈瘤やその他の血管奇形、

 神経血管圧迫症候群など特殊な診断を要するもの、小脳や脳幹部の病変、脳の白質病変 他

なお、MRIでも脳出血やくも膜下出血の診断は容易です

(昔のMRI検査では出血はわかりづらいといわれていましたが適切な撮影法を行えば今はそんなことはありません)。

​そのため、慢性頭痛外来の検査としてはMRI・MRAの実施が適しています。

「頭の画像診断をしたから安心」とかえって大事な病気を見落とした、などがないよう診療体制を組んでいます。

結局、2回CTとMRIをやることになってかえって時間がかかった、という状態も避けたいところです。

Q.MRIの結果が出るまでに時間がかかるのですか?

かかりません
慢性頭痛外来の再診は薬物効果判定、頭痛ダイアリー解析のため、​2-4週後にお取りすることが多いですが、

MRI結果自体は逐次ご確認して急を要する場合はご連絡をしています。

​なお、診療内容によって医師の判断で必要な方は、最短でMRI実施日当日-翌日の受診を指示させていただいく場合もございます。

Q.頭痛なのに何故、血液検査や心電図をするのですか?

A. 頭痛の原因は頭蓋内病変とは限りません。また片頭痛などの一次性頭痛と似通った症状の内科の病気の診断のためです。

Q.この間、健診(他院)で血液検査や心電図をしたばかりなのですが?

健診で行う血液検査は生活習慣病のスクリーニングが主な目的であり頭痛外来で実施する血液検査とは目的と内容が異なります。

心電図は、心疾患の早期発見のために実際に波形を見る必要があり、かつ、無症状の突発的な不整脈の診断も必要なため、来院時点で再度実施する必要があります。片頭痛急性期投薬(レスキュー治療)が必要な方は、心疾患が禁忌のお薬がありますので、健診での実施の有無を問わず治療適応判断のため必須の検査となります。他院実施の結果をお持ちの方は初診時にお持ちください。

Q.血液検査結果が出るまでに時間がかかるのですか?

かかりません。

大学病院・総合病院等と同じ期間で結果が判明します。

一般項目:当日-翌日​ 頭痛精密検査項目:10日-2週間

慢性頭痛外来の再診は薬物効果判定、頭痛ダイアリー解析のため、​2-4週後にお取りすることが多いですが、血液検査結果自体は逐次ご確認して、途中段階でも急を要する場合はご連絡をしています。

​​

Q. 検査はいらないのでお薬だけ欲しいです。

A. 

まずはご相談だけでも可能です。

また、検査の有無に関わらずその時点の情報や診察結果で最善の治療を行います。

​​慢性頭痛外来に来られる方は、頭痛の原因の診断や検査(画像、血液検査、心電図など)を希望されて来院する方が大半ですが、​

患者様の意思を尊重した診療を心がけています。

なお当院では、当然ですが、保険診療の特性上も、不要な検査などは行いません。最初から検査ありきではなく、問診や医師による専門医による神経診察をしっかり行っております。

検査は希望だが、当日はお忙しいなどのご都合があればあらかじめ伝えいただければ後日検査を実施いたします。

Q.検査は何のためにやるのですか?

A. 重大な病気を見逃さないためと、「治る」治療に結び付けるためです。

病気を見逃した場合の患者様の不利益が大きいのが頭痛の診療の特徴です。

Q.検査をしていただいた結果、幸い他の病気はなく、片頭痛の診断になりました。

痛み止めを飲めばおさまるので日常的にしょっちゅう使っています。市販薬で治療しても構いませんか?

A.

他にも良い方法があるのでぜひご相談ください。

痛み止めの過剰使用はさらなる頭痛を招く場合もございます。

Q.何故、当日血液検査の結果が出ないのですか?

血液検査といっても色々あります。​健診や、一般診療で行う項目は当日ないし翌日に結果が出ますが、頭痛の原因を調べる精密検査項目結果には一定の日数がかかります。この点は大学病院、総合病院においても同様です。

​「血液検査をやったから安心」というようなことではなく、どんな内容の血液検査を行ったかとその判断が重要です。

Q.他の病院から転院希望です

A.

転居の方などで他院様からの転院の場合、ご紹介状、ご紹介状がない場合は検査結果や画像診断のCD-ROM、お薬手帳などを初診時にご持参いただくとスムーズです。持参した結果は来院時に受付にお出しください。画像の読み込みに15-30分お時間がかかります。

Q.ネットで良いと書いてあった頭痛薬が欲しいのですが? 以前の病院でもらっていたお薬をそのま出してください。

A.

そのお薬が患者様に適切かどうかを医師が判断し、適切であれば、もちろん、速やかに処方いたします。

お薬手帳を持参いただくとスムースです。

明白にふさわしくない(または危険)な場合は理由をなるべく分かりやすくお伝えし、代わりの治療法もご提案いたします。

これは他の病気の診療と同様にお考えください。

Q.頭痛で悩んでいるので受診したいのですが、大きな病院に行けば当日検査が出来てすぐ診断がつくと思うのですが?

A.

大学病院や特定機能病院で慢性性連日性頭痛で受診した場合、急性期脳卒中と違い当日に画像診断を行うことは少なく、予約検査となります。また画像診断自体を院内ではなく、当院同様、外部の画像診断施設を利用するケースが増えています。

緊急や一般項目以外は、当日血液検査の結果は出ません。頭痛を調べる検査項目は当日の検査結果判明にどちらの医療機関でも後日の結果説明となります。詳しくは受診希望の病院にお尋ねください。

*特定機能病院の適切な医療体制の維持と役割分担のため、当院での診断や治療を希望されない、紹介状を当初からの目的とした受診はお断りしておりますのでお控えください。

*診察や検査などの結果、または、必要な場合は速やかに、適切な病院へのご紹介(大学病院や有名総合病院など)を行っておりますのでその点はご安心ください。​多数の医療機関と病診連携を行っています。

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